2020年03月02日
超プレミアム・自家製みそ仕込み!


こんにちは。
感染予防には免疫力のUPが必須です!
自己免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることが第一!
そして、腸内環境改善には、発酵食品がおすすめ!
この方程式は鉄板ですね。
さて、毎年寒い時期に行なっているみそ仕込みですが、
本年の第一弾は、昨日〜今日で行いました。
みその仕込みの手順を簡単に説明すると…
米麹に塩を混ぜ、茹でた大豆を合わせる。
以上です。めちゃくちゃ単純です。
そして、仕込んだ後は、3〜6ヶ月ほど室温におき発酵させることで、
みなさんがご存知のねっとりとしたペースト状のみそが出来上がります。
★味噌に関する蘊蓄、手作りする理由などは、末尾をご覧ください!
ということで、前置きが、長くなりましたが、
みそ仕込みの手順を交えてわかりやすくレポートいたします。
私の材料の比率はこちらです。
(いつもは★・今回は♡)
・麹 ・・・・大豆・・・・塩
★5kg ・・・3kg・・・1.3kg
・3kg ・・・1.8kg・・780g
♡約1.66kg ・1kg・・433g
・1kg・・・0.6kg・・260g
(麹が多め、塩が控えめのまろやかタイプ)
簡単な手順は最初の写真の
ホワイトボードのメモをご覧ください♪
タイトルに「超プレミアム」と、つくとおり
今回は時間と材料費をかけて作りました。
①時間をかけた→大豆の茹で方でシャトルシェフ使用:
いつもは圧力鍋で、沸騰後10分程度加熱。
今回は、普通の鍋で加熱し、沸騰したら弱火にしてアクを除きながら加熱。
保温機能のあるシャトルシェフ(はかせ鍋)を使い、
冷めたら火にかけ再沸騰を3〜4回繰り返しながら
6時間ほどかけて柔らかくしました。
②費用をかけた→塩を天日干しの海塩に:
750gで1080円の高価な天日海塩に。
ミネラルバランスが良く、酵素も含む。
次に、作り方の工程を写真で追ってみましょう!
●大豆を洗い、一晩以上浸水。


浸けてあった水は捨てる(発芽毒を除くため)。


大豆を鍋に入れかぶるくらいの水を注ぐ。
強火にかけ沸騰したら弱火にし、アクを除く。


アクが無くなったら、シャトルシェフ(保温用のはかせ鍋)に入れる。
魔法ビンのように温度が下がらないので、ずっと火にかけておかなくて安全&エコなのです。


最後は、自然に冷まして、大豆を潰します。
時短のために、ホームベーカリーの「こね」モードを利用しました(なければ、マッシャーで潰したり、ビニール袋に入れてすりこぎこ木などで潰してもOK)。


米麹と塩を合わせたものは、大豆の茹で汁に入れて、汁を吸わせておきます。


両方を混ぜ合わせて、カメに入れ、表面をならして、ラップをして、重しをのせれば完了です。

ふたをして室温で3〜6ヶ月ほどそのまま置いておきます。
今回は、アク抜き作業をして、塩も良いものを使っているため、
出来上がりのお味が楽しみです!!!
私の手前味噌はなかなか評判が良く、
お友達や知人に大人気なのですが、
今回はその人気を上回るような予感がします!
では、この続きは、3〜6ヶ月後に…。
ちなみに、手軽に作れるみそ教室を開催します↓

こちらは、茹でた大豆を用意しておきますので
生徒さんは材料を混ぜるだけです!!!
初心者向けのレッスンです♪
お申し込みは、直接、伊豆・村の駅まで…。
では、明日も素敵なことがたくさん引き寄せられますように♪
(╹◡╹)発酵料理のプロフェッショナル 中村純子
参加過去の記事
https://junjun.eshizuoka.jp/e1865632.html
★味噌に関する蘊蓄・・・
大豆は、茹でただけでは消化がしにくい食品です。
豆や芋を食べるとおならが出やすくなるのは、
腸内に長時間留まり、腸内細菌が分解する際
発酵が起こりガスが発生するため…と言われています。
しかし、みそは、麹菌の出した酵素の活躍で
大豆のたんぱく質・糖質・脂質が細かく分解されて、
やわらかく美味しく栄養価もアップし
しかも消化吸収が良くなるのです!
大豆アレルギーのある人も、みそなら症状が出ないのもは、大豆のたんぱくが分解されてるからなのだそうです。
また、みそは食物酵素を含むので、他の食品の消化を助けてくれ、
人体の消化酵素を温存できるので
その分、代謝酵素にまわして、
病気治療や細胞の修復にまわすこともできるようです。
ねっ…みそって凄いでしょ!
ただし…市販のみそのほとんどは、
加熱やアルコール(酒精)で酵素を失活させて
流通させていますので、上記の効能の一部は期待できませんのでご注意下さい。
原材料の欄に、
大豆(国産・遺伝子組み換えでない)、海塩、麹のみしか書いていない(無添加の)ものを選びましょうね!
しかし、高価なおみそを購入しても、
塩は安価な化学塩を使っている場合もあります。
麹の材料の米も海外産かもしれません?
そんなこんなを考えると、
やっぱり自宅での手作りが、安心安全ですね!
Posted by 中村純子(JUNJUN) at 20:36│Comments(0)
│手前味噌(みそ仕込み)
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