2023年10月16日
さつま芋のツルと葉っぱは、なんと美味しく食べられるんです❣️

こんにちは❣️
本日10月16日は、
「国消国産(こくしょうこくさん)」の日。
日本の食料自給率はカロリーベースで38%(農林水産省・令和3年度食料需給表より)。
つまり約6割を輸入に頼っているのです!
何かあったら、売ってもらえなくなっちゃいます!?
そこで「国民」が「必要」としている食料は、
できるだけ「自国」で「生産」する
という大切な考え方を提唱しているのが
この「国消国産」の日なのです。
実は私も・・・
自分のできる範囲で食べ物を細々と作っております
(自給自足には、まだまだ及びませんが…)。
前置きが長くなりましたが、
やっと本日の本題
「さつま芋のツルと葉っぱの活用術」についてお話しいたします。
さつま芋の「芋」は売られていますが
「ツル」や「葉っぱ」が売っているのを
(苗は別として)見たことはありませんよね?
だからまさか、ツルや葉っぱが食べれるなんてことを
想像しませんよね!?
しかし、先日読んだ本、
『「食」が動かした人類250万年史』新谷隆史著のP170に、
「さつま芋の葉っぱには健康に良い栄養素が根よりもたくさん含まれているのだ。
そのため、多くの論文で葉っぱをたべることを勧めているのである。
私も試しに食べてみたのだが、シャキシャキした食感でとても美味しかった。
皆さんも一度試してみてはいかがだろうか。」
と、あったのです。
捨てるもどだと思っていた部分が食べれれるとは!?
目から鱗!!でした。
今、私が育てている畑には、畳8枚分位の広さに
さつま芋の葉っぱがビッシリとはびこっています。
食べられるという情報を入手したからには、試さない訳にはまいりません!
まずYouTubeで『葉っぱとツルの食べ方』を検索して視聴し、
以下の方法でチャレンジしてみました。
①畑から芋づるを採ってくる。
②太いツルから、葉っぱを茎ごと外す。
③葉と茎と分ける(葉の付け根から茎をちぎる)。


④溜水の中でよく洗い、しばらく浄水にさらす。
⑤鍋に水と塩を入れ、葉っぱを加えて火にかける
(水から茹でると、葉の形を保ちながら火を通すことができるそうです)。


⑥水にさらして急冷させてアク抜きをする。
⑦軽く絞り、食べやすく切る。


⑧(絞った葉の)重さの20%の甘糀、10%のみそを混ぜる。

⑨黒炒りごまを半ずりしたものとちりめんじゃこを加えて、最後にしょうゆ適量で味をととのえる。
以上です。


削り節を混ぜたり、納豆と合わせても美味です。
続いては「茎」の調理、ツルと繋がっていた方の硬い部分をカットして小口切り。


マルチグリルでロースト。


甘糀とみそを混ぜれば出来上がりです。
茎自体にほんのり甘みがあるので
めちゃくちゃ美味しいです。
<感想(食レポ)>
⚫︎葉の食感は茹でたほうれん草のようなやわらかさ
⚫︎ぬるっとした感じは蔓紫(ツルムラサキ)風
⚫︎青臭さもクセもないのでお子様でも食べられそう
⚫︎茎の部分はほんのり甘みがありコーンを思わせる
(さつま芋の皮を食べた時のような微かな甘さ)
⚫︎根元の硬い部分のみを除いて細かく切れば
皮を剥かなくても美味しく食べらる
こんな感じでございます。
葉っぱと茎(芋のツル)が食べられることを
もっと早く知っていたら…。
夏の間に葉物の代わりにお料理に大活躍したのに…と、ちょっと残念。
でもまあ、芋の収穫で葉っぱを処分して堆肥にしようと思っていたので、
このタイミングで食べられることがわかってよかったです♪
さつま芋の葉っぱやツルは、
畑や家庭菜園をされている方しか手に入らないと思うので、
役に立たない方も多いかもしれませんが…。
こんなに美味しくて栄養豊富な植物を
積極的に食べることをしていなかったなんて…
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
食べられるのに捨てている農作物の廃棄分を
可食部として活用することで
日本の食糧自給率が微量でもUPしたら嬉しいですね。
ご参考になれば倖いです♪
では、この後も素敵なことがたくさん引き寄せられて
あらわれますように❣️
地球と自分にやさしいライフスタイルを提案する
JUNJUN
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