2018年09月24日
事前消化の強い味方「しゅわしゅわ甘酒」
こんにちは。
なんとも地味〜な写真からのスタートですみません。
発酵料理のプロフェッショナルでイラストレーターのJUNJUNこと中村純子です。
まず、タイトルの「事前消化」とは
人間が口や内臓で消化する前に
微生物に消化活動を行ってもらうことです。
わかりやすいのは、魚の粕漬けなどです。
切り身をそのまま焼くよりも
酒粕や麹で作った漬け床に入れておくことで
身の旨味が増して美味しくなりますよね。
これは、魚のタンパク質や脂質を
微生物やそれらが出す酵素が細かく分解するからからなのです。
つまりしゅわしゅわ甘酒はこの事前消化の強ーい見方…ということです。
さて、ある本に、「発酵させた甘酒」をパンの仕込み水にすると
とても美味しか焼きあがるとの記事がありました。
ちなみに、パンを焼く場合の甘酒は
素材を柔らかくするという意味での
事前消化とは、少しニュアンスが違うかもしれませんが、
発酵オタクの私としては試さない訳にはいきまさんね!?
ということで、まずは、
発酵した甘酒=しゅわしゅわ甘酒の
仕込みから始めます。
以前も似たようなものを仕込んだ方がありますが、その時は、65℃に設定できるオーブンで作りました↓
http://junjun.eshizuoka.jp/e1873028.html
今回は、ヨーグルトメーカーで試してみます
(また、確定ではありませんが、記録に残させてください。
これは本には載せらせないメニューなので分量明記しておきます)。
*材料*
●普通に炊いた白米のごはん…400g
●水…200g
●生米麹…100g
●白神こだま酵母ドライ…小さじ1
●豆乳ヨーグルト…小さじ1
*作り方*
●材料を上から順に全て入れて混ぜる。
●ヨーグルトメーカー(50℃位)に入れて加温。
●水分が出て来たら温度を少し下げて
ぷくぷく発酵するまで加温(40℃位)。
●半日位経ち、かなりモコモコぷくぷくしてきたら、スイッチを切り、そのまま置く。
●ビンニ写して室温に放置。
この後は、また、後日、レポートいたしますね。
では、この後も素敵な一日を!
(╹◡╹)JUNJUN
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