2024年01月21日
薪(マキ)は真ん中の芯が一番硬い のでそこを避けて割る!

〜「マキ割り・焚火(たきび)入門講座」in 箱根の里〜
こんにちは❗️
本日は、
三島市立箱根の里の 「マキ割り・焚火入門講座」に参加してまいりました
(三島市教育推進部生涯学習課の開催)。
広報みしま(三島市の広報誌)で募集されており、
「これ行きたい!いざという時に役立ちそう!」
と、ひらめき応募、今回初参加です。
ここはキャンプや自然体験のできる施設で、
自宅から箱根の方に向かって20分ほど車を走らせた場所にありました
(有名な三島スカイウォーク↓の近くで、
https://mishima-skywalk.jp/
そこより少し登ったところです)。


こんな素晴らしい施設があることを
今まで知らずにいたなんて…大反省です(ごめんなさい)。
小学生の時の林間学校を思い出しました。


文字通りの林間!キャンファイアー場も!
本日は雨だったため、雨の日用の
やや短縮バージョンの内容でしたが、
十分に堪能させていただきました。
午前10時スタートで、
まずは、ナタ(鉈)でのマキ(薪)割りの解説から。
Wikipediaによりますと
「鉈(ナタ)とは、林業や狩猟などの山林で働く人々の用途に適した刃物の類である。 枝打ち、木を削る、雑草を切り払う、動物を解体するなどの目的で使われる」
とありました。
ナタには「両刃」と「片刃」がある。
⚫︎両刃はマキに対してまっすぐに刃が入る。
⚫︎片刃は斜めに刃が入る。ナイフのように木を削ることにも使えるのでフェザースティイック↓※を作れる。
https://vastland.co.jp/column/howto-featherstick-bonfire/
マキを割る時は、
①ナタを持ち、刃をマキの上面の角に当てて、
反対の手でマキを持って両方の手を持ち上げて、下に落とす…を何度か繰り返し、刃を木に食い込ませる。
これが大変ならば、硬いものでナタを叩いてもOK。


②次にナタを両手で持って食い込んでいるマキごと持ち上げて、下に落とす…を何度か繰り返しながら
少しずつ割っていく。
⭐︎注意:
・太めの丸太(まるた)の場合、中心の芯は硬いので避ける。
・途中に節があると割れにくいので、もし当たったらナタを外して他の場所から攻めてみる。




ちなみに丸太(まるた)はナタで割るものではなく
本来はオノ(斧)で割るもの。
オノは両刃で歯の厚みがあるので木に食い込んで割れやすい。
<薪の太さ>
A:(着火させるために)割り箸程度の太さ
B:(燃え移りやすい太さ)上記の2〜3倍の太さ
C:(長く燃えている太さ)角材くらいの太さ
<着火に便利なもの★>
●おがくず・麻ひもをほぐしたもの
(湿気ないようにジプロックに入れておく)
●松ぼっくり、杉の葉の枯れたもの
●フェザースティイック※
●丸めた新聞紙
(あると便利・濡れた靴に詰めることもできる)
<火が起こしやすいマキの組み方>
合掌型(がっしょうがた)と井桁型(いげたがた)、
または両方を組み合わせてもよい。


⭐︎マキ組みのポイントは、
下から上へ燃えあがるように
①下に燃えやすいもの★を置いておく
②空気の流れ(通り道)を考える


(この後に、最初の写真の炎の状態になります)
<マキの含水率は25%前後が良い>
木の成分:水分=1:1を含水率100とし、
20kgの薪を12kgまで乾燥させると含水率は23%
●春〜夏の木は水分をたくさん吸って含水率が高い
●冬は水を吸わないので含水率が低く乾燥していて燃えやすい
<森のろうそく・木こりのろうそく>
丸太に幅1cm位で深さ2/3位の十文字の切り込みを入れたもの
上に火をつけて暖を取ったり調理ができる。


上に着火剤になるものをのせて火を着ける。


上面がだんだん焼けてきて、隙間にも火が入り
内側から炎が上がってくる。


フライパンをのせて加熱もできる。


ここで1時間くらい?かな…。


だんだん…縄文土器のような形に…。
最後は、火に焚べて燃やし尽くすそうです。
炎は、いつまで見ていても飽きませんでした。
動画はこちら↓


<自身で準備していったもの>
・軍手・昼食・飲み物・焚火で焼く食材(さつま芋)
参加費500円

<箱根の里で提供してくださったもの>
・豚汁、豚汁用の丼・箸
・ウインナー・ベーコン
・マシュマロ・クラッカー・チョコレート
(マシュマロを溶かしてチョコをのせてクラッカーでサンドする→美味と教えてもらう)
・竹串


<火を起こすとは>
いろり、火鉢の炭に息を吹きかけて
消えていた火を蘇らせること。
<火の効果>
●温かくなる・調理ができる→生活を豊かに
●ずっと見ていられる→心を癒す、落ち着かせる。
<お土産>
●資料と書籍参考文献のコピー入りファイル
●森のろうそく(ヒノキの切り込み入りの丸太)と杉の葉

↓
防災グッズっとして使えそうです!
(湿気を帯びないように保管しておきます)
<最後にスタッフさんからのお言葉>
体験しないと学べない!
失敗したらどうすれば上手くいくのかを考えて
工夫するからこそ学びになる。
14:00頃解散。
以上です。
自然のエネルギーと炎のパワーを
しっかりと充電させていただきました。
参加して本当によかったです♪
スタッフの皆様へ…
食材の準備・薪の用意・資料の作成などなど、
大変だったと思います。
余談ですが、屋外のトイレがとても清潔に保たれていてびっくりでした。
入り口は、動物や虫が入らないように、
網戸のドアがついていて合理的。
50年前の公園や小学校のような古い建造物で
和式タイプの水洗トイレでしたが、
アンモニア臭など一切せずに実に衛生的でした。
本当に何から何までありがとうございます❗️
今度は、夜のキャンプファイアーに参加したいです!
<箱根の里情報>
●夜のキャンプファイアー体験は、宿泊のみ。
●宿泊棟の予約は10人以上。
●家族の場合はキャンプ場にテントを張って。
詳しいお問い合わせはこちら↓
三島市立 箱根の里
三島市字北原菅4710番地の1
055-985-2131
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/hakonenosato/
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn002075.html
以上、薪割り&焚き火体験のレポートでした。
地球と自分にやさしいライフスタイルを提案する
(╹◡╹)JUNJUN
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