2024年03月09日
鳥山明先生ありがとう・大好きでした❗️

こんにちは。
漫画家の鳥山明先生の訃報目にして
思わず「えー!!!」と…。
子どもの頃、アラレちゃんが大好きで、
単行本も愛読していました(屋根裏部屋に健在)。
本編が面白いのはもちろんですが、
作品と作品の間の裏ページに描かれているコラム的な、隙間を埋めるページが何より好きでした。
ぬりえ・(作者・登場人物など)面白履歴書、
漫画を描く道具のイラストなどなど、
制作の裏側や鳥山先生の人となりがわかるページだったのです。
繊細で、親切で、やさしいお人柄が滲み出ていて
親近感を抱かずにはいられませんでした。
一番うれしく、役に立ったのが、イラストを
看板などのBIGサイズに拡大する時の手法。
おそらく3巻に収められていたのだと思います。
が、なぜか?
その3巻だけが屋根裏部屋から姿を消しており
証拠をアップできずに残念無念。
記憶を頼りに解説いたしますと….、
①紙にイラスト原画を描く。
②トレッシングペーパーに方眼状の線を引いたもの重ねる。
③実際にイラストを描く看板などの板にも同じ本数の線を引く。
④イラストを描く時は、それぞれのマス毎に下描きを模写する。
⑤ペンキなどで着色する。
この様な流れで行うと、ズレにくくなり原画に似せて制作できる…という解説だったと思います。
そしてこちらが、先生の指示に従って私が描いた
アラレちゃんとガツちゃん!
(現代なら著作権云々言われちゃいそうですが
当時は鳥山先生自身がアラレちゃんを拡大する方法としてこの手法を伝授してくださっていた様に記憶しています)

単行本の表紙風に枠をつけ「食2A」の部分は
「Dr. スランプ」の題字のデザインに似せて描いていますね。
「とつげき!体育大会の巻」とサブタイトルまで考えて…(原画と文字の位置が違うのは、ハマらなくなっちゃっての苦肉の策かな?)
10代のJUNJUN、君は凄かったよ!
暗くなるまで友だちと制作して、
部活の男子に組み立てる大工仕事をお願いしたことも。
そしてそのお礼に、母の手作りおむすびを報酬代わり差し上げたことも…次々と浮かんできました。
構想は一人で考えはしたけれど、
それを実現するために、自然に仲間を巻き込んで
目的を達成する力があったんだな〜と。
体育大会の内容は忘れちゃったけれど、
応援合戦で衣装を作ったり、お揃いのビニールサンダルを購入したけど私の足にはきつかった…
なんてことも思い出しました。
そしてこの原画は、なんと、卒業アルバムの体育大会の看板が写っているページに挟んであったのです!
さすが、昔の私❗️
何かのきっかけで、こうやって、
思い出して見返す未来を
しっかりと予想していたのですね…素晴らしい!
当時の証明写真もついていました。
重ね重ね、やりますね!
鳥山先生の訃報から、過去の頑張っていた自分を思い出す機会をいただきました。
ありがとうございます。
肉体は無くなっても作品は不滅です❗️
そのことも教えてくださった鳥山先生のご冥福を
心よりお祈りいたします。
昔からイラストを描くのが大好きだったJUNJUN
Posted by 中村純子(JUNJUN) at 17:36│Comments(0)
│♡イラスト
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