2023年12月16日

鉄分強化メニュー・真っ黒きんぴら!

鉄分強化メニュー・真っ黒きんぴら!

こんにちは♪

発酵料理のプロフェッショナルで
これまでの腸活に加えて、ミネラル活も意識している
JUNJUNこと中村純子です。

早速ですが、こちらの写真…、
まるでイカ墨でもからめたような逸品!!

でもここには、
黒色がつくようなものは何も足していないのです。

ではなぜ、こうなったか?

その答えは「鉄鍋温」で調理したためだからです。

ごぼうやれんこんを鉄器で調理すると
スープでも煮物でも炒め物でも黒っぽくなるのです。

その理由は、
タンニンやフラボノイド系色素が多く含まれている食材(ごぼうやれんこん等)は、
その成分が鉄分と反応して黒くなるからなのです。
なお、食材や商品に問題はございませんので、ご安心ください。
<参考>
https://oigen.jp/enjoy/firsttouch/14075

この黒色は、鍋から鉄分が溶け出して
食材に染み込んでいる証拠!なのですね。

知らない方はびっくりすると思います。
頭の片隅にインプットしておくと、
雑談の時に役に立つかもしれないいい情報ですね!

鉄分は貧血予防には欠かすことのできないミネラル。

一時期、鉄分摂取を頑張っていたことがあり、
一度に大量に摂ってしまったことがありました。
その際、吸収しきれずに鉄が排出されてしまい、
便が真っ黒になりびっくりしたことがありました。

腸が弱っている時期と重なったことも原因だったようです…。

サプリメントは使用せずに、
鉄鍋ほか鉄器を頑張って使いすぎた結果ですが、
何事も過ぎたるは及ば座らが如し…ですね。

ちなみに、この真っ黒きんぴらは
見かけはヴィラン(悪役)風ですが、
鉄っぽいお味など気になる風味はありませんでした。

逆にちょっとだけ、
味に深みが加わっているような気がします。

いつもは、ガスオーブンに付属されているマルチグリル(魚焼き器)のキャセロールを使ってローストしていますが、
今回は鉄鍋でウォーターソテー(水炒め)にしてみまたのです。

キャセロールなら10分でちょうど良く火が入ります。
でも、水炒めはちょっと時間がかかってしまい
フタを蒸し煮にしたり、
フタをとって水分を飛ばしたり…と、
かなり手間がかかってしまいました。

鉄分強化メニュー・真っ黒きんぴら!

皆さんは、
フタ付きの耐熱容器に入れて
オーブントースターなどでローストするのが
楽でいいと思います。

以前、アラジンのオーブントースターで
試したら上手にできましたので…。

鉄分強化メニュー・真っ黒きんぴら!

作り方に話を戻しますね。
加熱後に、保存容器に入れて
材料の重さの10%の甘糀(濃厚甘酒)・みそ・玉ねぎ塩糀、
1%の自家製だしパウダーを混ぜるだけ!

鉄分強化メニュー・真っ黒きんぴら!

作りたてでも美味ですが
冷蔵庫で2〜3日寝かせるとあら不思議!
ほったらかし時間がおいしくしてくれます。

糀マジックです♪

ご参考になれば幸いです。

では、この後も素敵なことがたくさん引き寄せられて
あらわれますように❗️

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食で何かを変えたいと考える
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発酵料理のプロフェッショナル
(╹◡╹)JUNJUN*発酵美人塾
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<参考>
⚫︎麹由来の発酵食品(特に甘酒・甘糀)がからだに良い理由:

その1
・麹由来の発酵食品(特に甘酒・甘糀)は、酪酸菌の餌になる
オリゴ糖が多い(主成分はブドウ糖)。

・酪酸菌は、オリゴ糖を餌にして『酸』を作り出し、腸内環境酸性にする
(動物性食品が多いと腸内がアルカリ性になり、腸内腐敗が起こり、病気の原因に…)。

・腸内が酸性になることで、ミネラルが吸収されやすい環境になり代謝もアップする。
腸内環境が良いと他の栄養成分も吸収されやすくなる。

・栄養が行き届き、からだが元気になり
(カルシウム・マグネシウムがちゃんと吸収されることから)骨も強くなり免疫力もアップ。

・自然治癒力がアップ、骨粗鬆症の予防にもなる。

・甘酒の甘味の80%はブドウ糖、残りがオリゴ糖・麦芽糖など(デンプンを分解する酵素は何種類もあり、それぞれ役割が違う…ブドウ糖まで分解できる物、二糖類までしか分解できないものなど)。

その2
⚫︎三大栄養素の代謝に必要なビタミンB群を含む
・タンパク質→ビタミンB6
・炭水化物(糖質)→ビタミンB1
・脂質→ビタミンB2

その3
⚫︎必須アミノ酸をすべて含む

以上です。


<麹と糀>
私の文章の中では、

『麹』は酒・味噌の『原料になる食品のこうじ』。

『糀』は食品の麹を発酵させて作った『調味料になったこうじ』

として区別しています
(ここ数ヶ月前から、このように変えました。
それ以前の投稿は、すべて『麹』を使っていました)。


<おまけ>
麹をそのまま使える調味料だと思っている方もいます
(麹パウダーならばそのまま使えますが…)。

また、麹菌が生きて味噌や甘酒の中にいると思っている人もたくさんいるようですが、
麹菌はカビの一種なので、冷却したり水没したりしたら、その時点でご臨終されております。

したがって、味噌や甘酒にいるのは麹菌の屍です。

大切なのは(麹菌の生死ではなく)
麹菌が生きていたときに生成した栄養素(ビタミンB群など)や酵素であり、
それらが食品の中にあるお陰で、
人間にとって有益に働くということなのです。






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Posted by 中村純子(JUNJUN) at 23:59│Comments(0)発酵ずぼら飯★プチマクロ料理
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