2020年12月18日
初めての伊勢神宮 下宮 内宮 参拝
こんにちは。
今日は久しぶり早起きをして、遠くまで行ってきました。
行き先は、伊勢神宮です。
ラジオにもご出演いただいたことのある
神道研究家 藤原美津子先生の一年のお礼の参拝にお誘いいただき、
ご一緒させていただいたのでした。
神聖な場所に同行させていただくという
大変貴重な体験をさせていただきました。
子供の頃で記憶が定かではなくお恥ずかしいのですが…、
名古屋の犬山城付近に宿泊して
伊勢志摩の真珠の養殖施設を見学した際に…
参拝したかも?いやしていないかも?
…と言ったあやふやさ?…ということで、
本日が伊勢神宮初体験としておきましょう!!!
6:51 三島駅始発の新幹線こだま号で名古屋へ…
名古屋での連絡がよかったため、一本前の'乗り換えなしの特急に乗ることができ、15分ほど早く
10:10に伊勢市駅に到着いたしました。
途中、コンビナートで有名な四日市も通過いたしました(私の住む静岡県東部には50年以上前にコンビナート開発計画がありました。
この四日市に市民がバスを連ねて見学に来た事で、その計画を阻止できた経緯があるのです。
そのためとても感謝を感じています)。
ちなみに、伊勢市駅って珍しい駅名ですよね!
以前は山田町駅だったようですが
市制で伊勢市になった時に駅の名前も伊勢市駅になったようです。
その伊勢市駅JR出口を出てますっぐ歩いていくと
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)である神社外宮(げぐう)があります。
天照大神のお食事を司る神さまで、
内宮創建から500年後に山田原に迎えられたそうです。
衣食住をはじめあらゆる産業の守り神…と、パンフレットにあります。
左の写真は正宮(しょうぐう)に参拝後に藤原先生と。
右の写真は「古殿地(こでんち)」の前で。
伊勢神宮は、式年遷宮といって、20年ごとに御社を建て替え、その時にて場所も右から左へと移動するそうです。
写真は、「古殿地(こでんち)」と呼ばれるところです。
ここに新しくお社が建つのはあと13年後だとか。
参拝後、タクシーで移動(1500円ほど)、
途中左手に猿田彦神社を発見しました(芸事の神様ということで、その関係の方々がたくさんお参りに来られている…と、運転手さん談)。
皇大神宮(こうたいじんぐう)内宮(ないぐう)の近くで降りると独特の風情のある街並みが広がります。
おかげ横丁を見学し、珍しいお飾りを発見しました。
厄除けになるそうで、伊勢ではこれを一年中下げています(1年間頑張ったものが、あちこちのお店の軒先に見られました)。
お昼は手こね寿司のお店で…
麦とろ定食をいただきました。
久しぶりの外食です!
茶碗蒸し以外はベジ使用で助かりました…(^^)
13時に伊勢神宮で以前神職を務められていらした方のご案内で
いよいよ、内宮へ…。
宇治橋の両サイドの鳥居をくぐり、神苑へ…。
こちらは明治24年に皇太子時代の大正天皇が植樹された松(最初で最後のお手植えの植物、皆様がなさるとキリがないから…とのことでした)。
この「ひよけ橋」の下に流れる川が、一般社会と神様の領域を分ける結界になっているそうです。
ここまでは、植木職人の方の手が入っている
何処かのお城のお庭のような人工的なもの
(明治22年民家を退けて整備したそうです)。
そしてこの先の神様の領域は、自然のままの形で整備されていない木々たちの聖域となります。
往路は感じなかったのですが、帰りには、その違いがはっきりと感じられました(空気感も、緊張した張り詰めたものから、下界のゆる〜い感じほんわかしたものだったのです)。
昭和3年に作られた茅葺屋根の手水舎をすぎ
第一鳥居をくぐると、五十鈴川御手洗場が見えて来ます。
ここは以前、参拝者が心身を清める場所だったそうです。
三島の白滝公園の水遊び場を思い出しました。
斉館
勅使玄関
行在所(あんざいしょ)
祭主玄関
の解説をいただき、神職や皇族の方でないと体験できない世界を、木の塀の隙間から垣間見せていただきました。
第二鳥居(皇族がここで車を止めてお祓いする所)をくぐるといよいよ正宮に近づいて行きます。
この大きな石垣は、切ったものではなく自然ものを組み合わせているようです。
この角の一番大きい石は「籾だね石」といい、
運ぶのに多くの人たちの力が必要で、ご飯も沢山食べたため、来年蒔くための種の籾まで食い潰してしまったところからつけられた名前だそうです。
こちらは、豊受大神が、お寄りになる石で
お供えはのし鮑だそうです。
この迎えの階段の上が内宮となります。
トップの集合写真はこちらで撮ったものです。
この階段の一段目に入ってからの撮影は厳禁です!
階段を上がると、鳥居の形をした御門がありますあ。
神殿の前には白い布がかけられています。
これは時代劇でよくある高貴な方に謁見する時の御簾の役割をしているとのこと。
たまに、中から風が吹かことがあるが、それは神様が気に入った人物の顔を見ようと布をどけているとか?
下宮も内宮もメインの神様のほかに二人のお付きのが神様がいらっしゃり3人ずつ祀られているそうです。
お引越しの際は非常に緊張されるようです。
祈祷場は、明治5年からはじめたもので
以前はヒノキの茅葺、今は銅板安土桃山風の曲線
(下宮と内宮の造りは直線です)。
三嶋大社に似ていて、嬉しく感じました。
昨年秋、令和元年11月23日
大嘗祭の写真パネルが展示されていました。
大嘗祭は新天皇のご挨拶、
同じ日に新嘗祭は毎年行われるものだそうです。
どこへ行くのも、誰と一緒に行くのかが、とても大切ですね…。
もしも、バスツアーで行ったとしたら、
このように沢山の歴史を知ることは出来なかったでしょう!
一応、本とホームページにて予習はしておいたので、
お話しくださる内容がよく理解できスーッと入ってきました。
修学旅行の前に、みんなで勉強したり、模造紙にまとめたりして発表していた経験を思い出しました
(私はただ言われたことを書き写すだがでしたが)。
あの頃、もっと真面目にやっていれば…と反省。
いま、大人になって取り戻している気分です。
あなたが日本人なら(日本に興味のある外国人の方でも)、
一度は参拝してみるのがおすすめです。
(╹◡╹)JUNJUN
伊勢神宮ホームページ
https://www.isejingu.or.jp/
赤福ぜんざいの記事はこちら↓
https://junjun.eshizuoka.jp/e2101236.html
神様は、ぜったい守ってくれる・藤原美津子 著
(青春文庫) (日本語) 文庫 2020/9/10
↓
https://junjun.eshizuoka.jp/e2086558.html
神道研究家の藤原美津子さん↓は、
http://taishijyuku.jp/
12月26日(土)のスマサタ10:10頃に
再び、電話出演くださる予定です。
年末に、新年の初詣のお作法などについて詳しくお話しくださいます。
どうぞ、お楽しみに…。
ちなみに前回の音源はこちらです↓
https://www.dropbox.com/s/yby0ixn45tyl76d/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%82%BF20201010%E8%97%A4%E5%8E%9F%E7%BE%8E%E6%B4%A5%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93.MP3?dl=0
Posted by 中村純子(JUNJUN) at 21:25│Comments(0)
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